Linuxってなんやねん(5)

■Linux注目の理由

Microsoft社Windows系OSサポート終了の波

  • 自治体など、機器の買換えやOSの入替えを渋りがち(壊れるまで気にしない)
  • 個人でも渋る人は多い(壊れるまで気にしない)
  • もちろん、経済的理由から買換え・入替ができないという場合も多い

中古PC市場

  • 企業や自治体での廃棄分が出回り、それを使う人もいる
  • OSサポートの終了や低スペックゆえに戦線離脱したが、機器としては使えるというものもある
    ※ OSサポート切れだと、脆弱性が発見されても更新・修正が出来ず、セキュリティ的に×
  • 新しいOSに入替えようにも機器自体が低スペックのため新OSは動かせない、という場合もある
  • LinuxOSならスペックに合わせたディストリビューションが選べる
  • 軽量タイプのLinuxOSなら低スペックでも動かせる可能性がある
  • そしてなによりOSのアップデートが基本無償。

■Linux導入が進む全国の自治体

なぜ自治体や企業で導入が進む?

  • Windows等のOSに比べ、導入コストの削減になる
  • ランニングコスト(※)も削減効果がある、と試算する自治体もある
    ※ ランニングコスト : システム等を導入後、維持のため定期的にかかる費用のこと。

コスト削減になるポイントって?

<OSが無償>
  • Linuxは無償ディストリビューションが多いので、OS自体の費用が削減できる
    (上述の導入・ランニング)
  • 旧型PCでもLinuxなら最新OSが動くので、再利用が可能で、買換えを延ばせる
    (セキュリティ面でも安心)
<ソフトウェアが無償>
  • Linuxの世界では「無償」という考えが強く、無償で利用できるソフトウェアが多い

すべてが無償なわけじゃない

  • 導入には精通した人材が必要。外部に委託するなら費用がかかる
    → 組織内に人材がいれば別だが、外部への依頼が一般的。依頼はそれなりにコストがかかる。
  • Linuxに不慣れな人には、導入後、教育が必要。教育にはコストがかかる。

その他の注意点

  • 既存のOS上(例:Windows上)でのみ動くシステムが導入済の場合、Linuxへの切替は慎重に
    → Linux上で動くよう移植が必要になるかもしれない。プログラムの移植はコストがかかる。
    → 現行OSでいくのが得か?Linux切替が得か?要検討。(個人でも同じですね ´Д`)
  • ExcelやAccessでマクロやVBAでプログラミングしている場合も、変更しにくい

■ある導入のパターン

Linuxで新品のPCを低価格で導入する

  • 新品のPC + LinuxOS の選択肢
  • 最初のOS導入費が不要になる
  • OSがバージョンアップしても無償で対応できる
  • LinuxOSはUSBメモリにインストールできるので、PC本体にハードディスクが無くても動く
    → ハードディスクとUSBメモリの差額が不要になる
    ※ ただしUSBメモリはハードディスクに比べ容量当たりの価格が高い。実用的には8GBは欲しい。

実際に、自作してみると?

上記を踏まえて自作すると、以下の部品が必要になる。

  • マザーボード(CPUセット)
  • 本体メモリー
  • USBメモリー
  • 本体カバー
  • LinuxOS (無償)

たったこれだけ。書籍「パソコンの自作(2010/10)」によると¥17,400台で制作可能。(°Д°ぇぇぇ

 

(次回に続く)

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